今さら聞けない?ふるさと納税の税金控除の上限について

ふるさと納税は節税対策として2008年以降、多くのフリーランスや自営業者に活用されきました。そして2015年にはふるさと納税ワンストップ特例が始まったことで、会社員もふるさと納税が使いやすくなりました。そういった流れがある中、今さら初歩的なことは人に聞きにくい、という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ふるさと納税の税金控除の上限について詳しく紹介!

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ふるさと納税で寄付できる最低金額とは

ふるさと納税の返礼品は5,000円以上の寄付からとしている自治体が多いので、少額の寄付はできないと思われている場合もありますが、寄付は基本的に2,000円から可能です。但し、自治体によってはふるさと納税の窓口を外部業者に委託している場合があり、その場合は寄付金が5,000円からとなっている場合が少なくないので注意が必要です。

ふるさと納税で住民税が控除される

ふるさと納税である一定金額を寄付すれば、住民税が控除されます。その上限金額の計算方法は後述しますが、基本的には所得に比例します。そしてこの住民税の控除の申請方法は、普段から確定申告が必要な働き方をしているのか、そうではないかで異なります。フリーランス、自営業者は確定申告で住民税の控除を申請します。それ以外の会社員等、普段確定申告を行っていない場合は、「寄附金控除に係る申告特例申請書」を提出することで住民税の控除を申請します。

所得税は還付される可能性あり

ふるさと納税である一定以上の金額を寄付すれば、所得税が確定申告の際に還付される可能性があります。確定申告の時期までに払っている所得税が多かったと判断されたら、その時点でまとまった税金が戻ってきます。したがってフリーランス、自営業者にとって確定申告は住民税控除と所得税の還付が決まる、かなり重要なものとなります。

確定申告は寄付した年の翌年に必要

会社員として働いていても、副業をしていて、その収入が大きい場合は、確定申告が必要になります。確定申告のタイミングは寄付した年の翌年です。稀に寄付した年内の確定申告が必要だと考える人もいますがそんなことはありません。寄付した翌年の3月に確定申告書は提出しましょう。

所得税の還付金がある場合は翌年に振り込まれる

確定申告をして、所得税の還付金がある場合、それが振り込まれるタイミングは寄付をした翌年になります。つまり確定申告した年に昨年分の還付金が受け取れる、とうことです。この金額は所得が大きければ大きいほど還付される金額が増える可能性が高いので、しっかりとチェックしておきたいところです。

控除の上限を把握する為の考え方

住民税控除の上限は年間所得だけでは決まりません。それ以外にも結婚の有無、扶養家族の有無、子供の有無及び人数が関係してきます。したがって自分の年間所得を計算式に当てはめ、家族構成も考慮すると計算は複雑なものになりがちです。そこで、税金控除の上限を把握する為には計算式によって導き出すのではなく、所得と家族構成による目安を参考にすることをおすすめします。

ふるさと納税の控除額の計算方法

ふるさと納税で寄付金額を決める際は、返礼品も気になりますが、どの程度控除できるのかも気になるところですよね。そこで以下に、ふるさと納税の控除額の計算方法を提示します。

住民税控除の計算

基本 (寄付金-5,000円)×10%
特別 (寄付金-5,000円)×(90%-所得税率)

所得税控除の計算

(寄付金-2,000円)× 所得税率

控除の上限は目安で把握しておこう

ふるさと納税で控除される金額の上限を把握する為には、その目安を理解しておくことが最も効率的です。そこで次に、控除額の上限の目安を紹介します。独り身で年収が1,500,000円の場合、控除される限度額は6,000円です。ふるさと納税として寄付する金額のうち、2,000円は控除の対象外となるので、上限まで控除を受けたい場合は8,000円分の寄付が必要となります。では年収が2,000,000円の場合はどうなるのでしょうか。これも独り身であることが前提になりますが、その場合、控除される金額の上限は13,000円です。この控除を上限まで受けたい場合は、15,000円の寄付が必要となります。ではもう少し高い年収の目安も紹介しておきましょう。年収が3,000,000円で独り身、もしくは結婚していても共働きの場合、控除される金額の上限は26,000円となります。その為、上限まで控除を受けるなら、寄付金は28,000円となります。配偶者控除がある場合や子供の有無で、この控除額の上限は前後しますが、単身や結婚していても共働き世帯であれば、この程度の上限が控除にはあると認識しておきましょう。

まとめ

ここまで、ふるさと納税の税金控除の上限について紹介しましたが、いかがでしたか。ふるさと納税の税金控除の上限は目安で把握しておくことが一番です。ふるさと納税に取り組む際は、自分はどれくらい税金が控除されるのか、その上限を把握して寄付金を決定することが大切です。

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