かつては不人気だった?人気のふるさと納税が誕生した理由とは

ふるさと納税ができた当初はその利用価値が上手く大勢の人には伝わらず、人気がない時期もありました。そんな過去があったことも忘れてしまうくらい一般的になったふるさと納税ですが、何故ふるさと納税が誕生したのか、その由来を詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は人気のふるさと納税が誕生した理由について、詳しく紹介します!

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ふるさと納税の前に、日本の納税制度について理解しよう

日本で住んでいる限り納税の義務は誰にでも当てはまります。小さな子供であれば税金は関係ない、と考える人もいるかもしれませんがそんなことはありません。小さな子供が母親におつかいを頼まれてスーパーマーケットで買い物をすれば消費税がかかりますよね。消費税は日本国内で消費活動をする人全てにかかる税金です。それは子供であっても外国人であったとしても関係ありません。この消費税は税金としては最も馴染みがあり分かりやすいものですが、他にも所得に対してかかる所得税、市区町村に住んでいるだけでかかる住民税等があります。ふるさと納税はこの住民税が控除でき、所得税も抑えられる可能性があるわけですが、この税金からは日本で暮らしている限り逃れることはできないのです。

日本は基本的に稼げば稼ぐ程税金が高くなる

税金について考える際は「累進課税制度」について理解する必要があります。累進課税制度とは簡単に説明すれば所得が増えればそれに応じて税金が高くなる制度です。つまりお金を稼げば稼ぐ程、国に持っていかれるお金が大きくなる、ということです。この累進課税制度があるから、ふるさと納税が人気になっているともいえます。何故なら、会社員であったとしても、個人事業主であったとしても、儲かれば儲かる程税金が高くなります。その時に税金として支払わなければならないのであれば、ふるさと納税で地方自治体に寄付をして、そして返礼品を貰った方が結果として得ですよね。したがって所得が高い人は節税の為に、ふるさと納税を活用している場合が多いのです。

ふるさと納税は税収不足の地域を助ける為の解決策

ではここ現在は人気のからふるさと納税が誕生した理由について迫っていきますが、その理由の一つに挙げられるのが、「過疎地域の税収不足を助ける為」です。都市部が発展した代償として働き手が地方からいなくなり、大都市にあらゆるリソースやエネルギーが集中しました。その結果地方からは働き手がいなくなり、それと同時に税収も無くなってしまったのです。そういった税収不足の解決策としての役割を持ちふるさと納税は誕生しました。

地方では介護や福祉の問題が深刻

都市部に労働力などのリソースが集中すれば地方の人口は高齢化の一途をたどるのみです。その結果町民のほとんどが高齢者となってしまう地域も珍しくありません。そうなると問題になるのが介護や福祉です。介護福祉施設は基本的に、介護保険などの行政のお金で成り立つわけですが、過疎化が進んでいるエリアでは必要な医療や介護を提供することが困難になってしまっているのです。ふるさと納税は、こういった過疎化した地域や介護・福祉の問題を抱えている地域を助ける為の手段でもあるのです。

ふるさと納税の返礼品が盛り上がっているのは地方自治体の努力の結果

このような地方の税収不足を助ける役割のあるふるさと納税ですが、それは最初から上手くいったわけではありませんでした。知名度が低いことで思ったような税収にはならなかったのです。そこで各地方自治体が考え始めたことは返礼品をより良いものにすることです。現在では金額に合わせた豪華か返礼品セットが珍しくありませんが、地方自治体の努力で寄付しやすい環境ができたのです。

住民税控除を受ける為に最低限必要な金額とは?

寄付する人にとってメリットが大きいふるさと納税ですが、1,000円程度の金額では控除を受けることはできません。住民税控除を受ける為に必要な最低金額は2,000円です。これはしっかりと把握しておきましょう。この金額以上を寄付することで、その全額に近い金額が、控除され、正しく確定申告すれば還付されるのです。

ふるさと納税が盛り上がるきっかけ

ふるさと納税は災害や事故などで注目を浴びた地域に集中しやすい傾向があります。それは2011年の東日本大震災、もしくは2015年の熊本地震などに代表されます。こういった大規模な災害が起きた際は、人々がその地域を応援したいと思う気持ちから、寄付が集まりやすいのです。そしてこういった災害をきっかけにふるさと納税が注目される、ということが繰り返されて
現在の人気へとつながっているのです。

ふるさと納税を活用することは社会貢献へとつながる

ここまで紹介したように、ふるさと納税は税収が不足している地方自治体を助ける、という社会貢献の側面があります。その為、あなたが仮に節税の為にふるさと納税に取り組んだとしても、それは社会貢献にもつながるのです。

まとめ

いかがでしたか。ふるさと納税が誕生した背景には過疎化など地方が抱える問題が背景にあることをご理解いただけたのではないでしょうか。税金も同じ納めるのであれば、ただ徴収されるだけでなく、特産品を受け取りながら、自発的に支払った方が気持ちいいですよね。特にお世話になった地域やご縁がある地域に貢献したい場合はなおさらです。節税だけでなく寄付をする際にもふるさと納税はぴったりの制度なのです。

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